自己紹介

1978年、琵琶と出会い半田淳子に師事。
10年間指導を受けた後、独自の演奏活動を開始。
語り物と器楽の両面を併せ持つ琵琶音楽の可能性に魅かれ、古典曲から現代曲まで幅広く活動中。

「坂田美子の琵琶一夜」と題したリサイタルをシリーズで行い、現代語を取り入れるなどの弾き語り曲の創作発表に精力的に取り組む。
 オリジナル曲を中心としたCDアルバム「琵琶うたものがたり」「壇ノ浦~安徳天皇入水」をリリース。
 また、ロシア、フィンランド、イタリア、フランス、オランダ、ドイツ、イギリス、アメリカ、インド、韓国、中国、タイ、メキシコ、オーストラリア、マレーシア、シンガポール、ミャンマー、ベトナム、ボスニア、クロアチアなどの海外公演に参加。
 国内では鬼太鼓座、鼓童、山本寛斎、坂田明、中村メイコなど他分野のジャンルのアーティストやオーケストラとの共演も行い、冨田勲、神津善行、ヤドランカ、姫神、小椋佳などのCDにも参加。またテレビ、ラジオへの出演、演劇や映画音楽などでも演奏。

 邦楽器と歌の可能性を追求するユニット”びかむ”を結成し、琵琶歌、民謡、子守唄などのアレンジ曲やオリジナル曲、音楽物語などを多数発表。 これまでにCDアルバム「七つの海」「今は昔、竹取物語」「そてつの実のように」をリリース。
また平成21,22年度の文化庁による巡回公演事業として、”びかむ”で各地の小中学校にて学校公演を行う。
フランスのシャイーヨール音楽祭に参加。
 最近では作詞の分野にも力をいれ、NHKTV「新日本紀行ふたたび」のテーマ曲(冨田勲作曲)の作詞と歌を担当している。
 ”びかむ”のメンバー稲葉美和とともに、心に響く日本の歌作りを目指したオリジナル曲の創作発表を極的に行っている。

1986年より8年間日本音楽集団に参加。
1992年より神津善行のグループ「六華仙」に参加。
1994年より観世流謡曲を浅見重好に師事。

第40回琵琶楽コンクール第一位、文部科学大臣賞受賞。
NHK邦楽技能者育成会卒業。NHK邦楽オーディション合格。
現在、桐朋学園短期大学非常勤講師。